国後島は全長122kmの細長い島で、根室半島と知床半島の間から北東へ延びています。千島火山脈が島を縦断し、四頭の中で最高峰の爺爺岳(ちゃちゃだけ)をはじめ、ルルイ岳、羅臼山など高い山々が連なり、温泉も湧き出ています。
古釜布の小学校
材木岩
泊村
爺爺岳
島名 | 面積(k㎡) | 納沙布岬からの距離(km) |
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国後島 | 1,489,30 | 37.4 |
村名 | 世帯数 | 人口 |
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泊村 | 894 | 4,864 |
留夜別村 | 433 | 2,500 |
終戦時、四頭の中で最も多い7,000人以上の日本人が暮らしていました。島にはサケ・マスふ化場が5カ所ほどあり、缶詰工場、海草加工などの工場がありました。また、製材業や冶金精錬業も行われていたほか、畜産業も盛んで3,000頭近くの馬が島内で飼育されていました。