択捉島は全長約204km、日本で最も北に位置し、北海道・本州・四国・九州を除く日本一大きな島です。千島火山脈が島を縦断し、単冠山(ひとかっぷやま)、散布山(ちりっぷやま)、神居岳(かむいだけ)など、標高1,000〜1,600m級の山々がそびえています。東部の海岸線は断崖状で、西武は段丘や緩傾斜地に富み、海岸線が長く、多くの湾岸があります。
カムイワッカオイ標柱
紗那村
留別村孵化場
蘂取村
島名 | 面積(k㎡) | 納沙布岬からの距離(km) |
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択捉島 | 3,166,60 | 144.5 |
村名 | 世帯数 | 人口 |
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留別村 | 424 | 2,258 |
紗那村 | 226 | 1,001 |
蘂取村 | 89 | 349 |
かつては紗那村、留別(るべつ)村、蘂取(しべとろ)村の三つに分かれ、それぞれの役場を中心に市街地があり、郵便局もありました。漁業が盛んで、サケ・マスの人工ふ化場が9カ所もあったほか、内岡(なよか)港は捕鯨基地として有名で、加工場や缶詰工場が並んでいました。