歯舞群島はぼまいぐんとう

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歯舞群島は、北海道根室半島の沖合に点在する貝殻島(かいがらとう)、水晶島(すいしょうとう)、秋勇留島(あきゆりとう)、勇留島(ゆりとう)、志発島(しぼつとう)、多楽島(たらくとう)など、大小の島々から成ります。台地状の平坦な島が多く、ササなどが生い茂り、大きな樹木はほとんど見られません。
本土最東端北海道根室市納沙布岬から3.7kmに貝殻島があります。

島名 面積(k㎡) 納沙布岬からの距離(km) 世帯数 人口
貝殻島 - 3.7 - -
水晶島 12.1 7 154 986
秋勇留島 2.1 13.7 14 88
勇留島 9.9 16.6 79 501
志発島 58.3 25.5 374 2,249
多楽島 10.9 45.5 231 1,457

戦前は昆布や海苔などの採取が盛んで四島の約80%の昆布を歯舞群島で生産していました。カニやサケ、マス、エビなども豊富で缶詰工場も複数ありました。一番大きな志発島には旅館兼料理店も4軒営業していました。

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